マクロミル VIリサーチ ◆ 調査データ&レポート:「インビジブル・ファミリー」 に関する調査(第1回)

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家族・恋愛・結婚 「インビジブル・ファミリー」 に関する調査(第1回)

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発表日:2008年10月 7日

トピックス

    • 親の財布の割合が最も高いのは「外食」。近居では6割以上
    • 「ランドセル」「学習机」は親、「ベビーカー」「チャイルドシート」は子世帯負担
    • 「外食費の負担」「子供と遊園地に行く」、近居はやや特別なシーンで 親のサポート高め
    • 今後親と一緒にしたいこと、近居は「外食」が高め。「旅行」は、遠居 >近居 >同居の傾向
    • 親の援助で余裕ができたお金の使い道は、「貯金」。近居は最も少なめ
    • 「育児サポートで気持ちに余裕が持てる」「何かあったときの安心感」 同居 >近居 >遠居

    詳細

      近年、近距離に居住しながら、経済的・精神的に支え合う「インビジブル・ファミリー」という家族形態が増えていると言われています。この見えざる家族の特徴的な消費行動が、新たなニーズを生みつつあることから注目を集めています。インビジブル・ファミリーを形成する重要な要素の1つである「近居」を切り口に、子世帯に焦点を当て、主に同居・遠居世帯との比較から、消費活動を中心に実態を探る調査を実施しました。

     ※調査対象者は、12歳以下の子供を持つ世帯の20~59歳の妻。予備調査の結果を考慮し、親世帯との
        居住距離を基準に、近居(1~2時間以内)800S、同居200S、遠居(2時間以上)200Sの割付にて実施。

    【1】親と一緒に行動する際の費用負担

    ■ 親の財布の割合が最も高いのは「外食」。近居では6割を占める

      「スーパーなどの日常的な買い物」「食料品・日用品のまとめ買い」は、同居・近居・遠居いずれも子世帯、つまり自分達メインで負担している傾向が高く、いずれも5割以上となっています。逆に「外食費」については、『親メインで負担』が5~6割と高く、特に近居では6割を超えています。
      その他、「旅行・レジャー」「デパートなどへの買い物」についても、同居・遠居と比べて近居形態における親の負担率が若干高めとなっており、やや特別な出費における負担状況に特殊な傾向が見られます。

    【2】子供に関するものの費用負担

    ■ 「ランドセル」「学習机」は親、「ベビーカー」「チャイルドシート」は子世帯負担

      「ランドセル」「学習机」といった学習用品は親メインで負担、「ベビーカー」「チャイルドシート」といった育児向け用品は自分達メインで負担という傾向が見られ、特に同居や近居ではその傾向が顕著となっています。遠居では、いずれの商品も同居・近居と比べて、『自分達メインで負担』が高くなっています。

    【3】親がしてくれている/してくれたこと

    ■ 「外食費の負担」「子供と遊園地に行く」など近居ではやや特別なシーンで親のサポートが高め

      【1】の親と一緒に行動する際の費用負担と同様、近居では「外食の際の費用負担」(58%)、「遊園地や旅行に子供を連れて行ってくれる」(28%)といった、やや特別な時間のための金銭面や子供の世話をサポートする項目で、同居・遠居よりも高い傾向が見られました。特に「外食の際の費用負担」は同居・遠居を10ポイント弱上回っています。
      「雛人形や五月人形などを購入してくれた・くれる予定」「食料品や日用品を送ってくれる・持ってきてくれる」などは同居と比べて近居・遠居が著しく高く、距離の離れたコミュニケーションの一つの方法として用いられている様子です。

    【4】今後、親としたいこと

    ■ 近居は「外食」が高め。普段なかなかできない「旅行」は、遠居>近居>同居の傾向が著しい

      同居・近居・遠居いずれも、「外食」「旅行」が高く、「外食」では近居が67%と同居・遠居よりも若干高い結果となりました。「旅行」「デパートなどへの買い物」「遊園地などのレジャー」などの日常を多少超えたイベントや普段なかなかできないイベントは、遠居→近居→同居の順にスコアが高く、特に「旅行」では遠居と同居間の差が15ポイント以上とその傾向が著しくなっています。
      なお、同居では「育児・子育て」(38%)、「子供の教育・しつけ」(29%)など、育児・子育て・教育面において親の協力を期待する意向が近居・遠居と比べて強い結果となっています。

    【5】親の援助によって余裕ができたお金の使い道

    ■ 親の援助で余裕ができたお金の使い道は、「貯金」。近居は最も少なめ

      「余裕ができるお金はほとんどない」が4割強を占め、全体的に経済的余裕のなさがうかがえるものの、親からの金銭的援助によって余裕ができたお金の使い道としては、同居・近居・遠居共に「子供のための貯金」「家族のための貯金」と貯金が最も多い結果となりました。また、両項目ともに遠居が最も高く、近居が最も少ない傾向となっています。
      1ヶ月あたりの貯金額の平均(※詳細レポート参照)においても、同居・遠居の3万8千円前後に対し、近居は約3万2千円と6千円程低い結果でした。

    【6】親に対する気持ち

    ■ 「育児サポートで気持ちに余裕が持てる」「何かあったときに助けてもらえる安心感」同居>近居>遠居

      「子供の面倒を見てくれるため気持ちに余裕が持てる」や「何かあった時に助けてもらえる安心感がある」など精神的余裕や安心感では、同居→近居→遠居と親との距離が近いほどスコアが高く、特に「子供の面倒を見てくれるため、気持ちに余裕が持てる」は、同居と遠居の差が30ポイント以上、近居と遠居の差も20ポイント以上と大差が見られました。
      近居における『困ったこと』に関する自由回答では、「突然家に来る」「しょっちゅう呼ばれる」「頼まれごとが多い」「近すぎて頻繁に子供(孫)の顔を見せにいかないといけない」といったスープの冷めない距離ならではの回答も目立ちました。

    調査項目

    • 親の近くに住んでいる理由
    • 子供の面倒を見てくれている頻度/時間
    • 住居(一戸建て/マンション)、車の購入費用負担者
    • 親に援助してもらっている金額に対する満足度/期待度
    • 親と一緒に行っているイベント など

調査概要

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発表日:2008年10月 7日
カテゴリー : 家族・恋愛・結婚
調査方法 インターネットweb定量調査
調査対象 12歳以下の子供を持つ20~59歳の既婚女性
調査期間 2008年8月22日(金)~8月25日(月)
有効回答人数 1,200人
割付 近居(1時間以内)700S、近居(2時間以内)100S、同居200S、遠居(2時間以上)200S

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