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家族・恋愛・結婚 「幸せ」に関する共同調査

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発表日:2010年2月19日

トピックス

  • 総合幸せ度、100点満点中「51点以上」が約4分の3。女性や既婚者がより幸せを感じている
  • 【家族】や【健康】に対して知覚する幸せの度合いが、総合幸せ度を高める重要な条件
  • 総合幸せ度の低さには、【収入】や【仕事】に対して知覚する幸せの低さが影響大
  • 『幸せな状態』とは、幸せ度が高い人は「家族と仲が良い」「家族が健康」、低い人は「多収入」
  • 不安な時期に必要なのは、幸せ度が高い人ほど『周囲の人』、幸せ度が低い人ほど『収入』

詳細

 生活者自身が知覚する【総合幸せ度】と、「家族」「仕事」「収入」「健康」などの【個別要素に対する幸せ度】の関係や、「年代」や「結婚」などのライフサイクルにおける重要なイベントなどとの関係性を探り、当社なりの『幸せの分析』を試みました。

【1】 総合幸せ度の分布 / 総合幸せ度別の属性構成比

■総合幸せ度、100点満点中「51点以上」が約4分の3。女性や既婚者がより幸せを感じている

 まず、「0~100点」で回答した現在の自分自身の幸せ度合い(以下、【総合幸せ度】)は、「0~25点」が7%、「26~50点」が20%、「51~75点」が38%、「76~100点」が36%と、「51点以上」が全体の約4分の3を占め、不況などの明るいとは言い難いニュースが蔓延するなか、個々人が知覚する【総合幸せ度】は想定よりも高い結果となりました。
 【総合幸せ度】別に性年代、年収などの属性構成比を見てみると、【総合幸せ度】が高いほど女性の比率が高く、また、男女共に未婚者よりも既婚者の比率が高まる傾向が見られます。特に【総合幸せ度76点以上】のなかで、30代女性が25%と約4分の1、女性既婚者は46%と約半数を占め、その傾向が顕著になっています。特に女性にとっては、結婚と、知覚する総合的な幸せの高さは、関係性が強いと言えそうです。
 また、【総合幸せ度】が高いほど世帯年収が高くなる傾向も見られます。しかし、「世帯年収800万円以上」になると、その構成比は【総合幸せ度26点以上】でいずれも20%強となっており、ある一定以上の世帯年収では、【総合幸せ度】との相関性は弱まっているように見えます。

総合幸せ度の分布 / 総合幸せ度別の属性構成比 (性年代/性別未既婚/世帯年収)

【2】 【総合幸せ度76点以上】 と 【個別要素の幸せ度】 の関係

■【家族】や【健康】に対して知覚する幸せの度合いが、総合幸せ度を高める重要な条件

 次に、【総合幸せ度】が76点以上の回答者と、【家族】【仕事】【収入】【健康】の4つの【個別要素の幸せ度】について、「とても幸せだと思う」「まあまあ幸せだと思う」(以下、「幸せ」)と回答した人の重なりを確認し、【総合幸せ度】と【個別要素の幸せ度】間の関係性を見てみました。
 【総合幸せ度76点以上】と【個別要素の幸せ度】のトップ2ボックス回答者の重なりの比率は、【家族】【健康】【仕事】【収入】の順に高い結果となりました。【家族:幸せ】は【総合幸せ度76点以上】の93%、【健康:幸せ】は【総合幸せ度76点以上】の86%を占め、【総合幸せ度76点以上】の9割近い方々が【家族】【健康】についても幸せであると回答しています。
 一方、【仕事:幸せ】は【総合幸せ度76点以上】の66%、【収入:幸せ】は53%と、【仕事】【収入】に幸せを感じている人は、【総合幸せ度76点以上】の半数強程度に留まっています。【仕事】や【収入】よりも、【家族】や【健康】のほうが、総合的な高い幸せを感じさせる重要な条件と言えそうです。

【総合幸せ度76点以上】 と 【個別要素の幸せ度】 の関係

※【家族】【健康】【仕事】【収入】のそれぞれについて、「とても幸せだと思う」「まあまあ幸せだと思う」のトップ2ボックス回答者を「幸せ」と表現しています。

※ベン図は、各回答者数を元に、円の大きさとその重なりを表していますが、あくまでもおおよそのイメージであり、その精度を100%保証するものではありません。予めご了承ください。

【3】 【総合幸せ度25点以下】 と 【個別要素の幸せ度】 の関係

■総合幸せ度の低さには、【収入】や【仕事】に対して知覚する幸せの低さが影響大

 幸せ度が低い人に対して前述【2】と同様のプロセスを行い、【総合幸せ度】が25点以下の著しく低い人と、【家族】【仕事】【収入】【健康】の4つの【個別要素の幸せ度】について「まったく幸せではないと思う」「あまり幸せではないと思う」のボトム2ボックスを回答した人(以下、「幸せではない」)の関係性を確認しました。
 【総合幸せ度25点以下】と【個別要素の幸せ度】のボトム2ボックス回答者の重なりの比率は、【収入】【仕事】【家族】【健康】の順に高い結果となりました。
 【収入:幸せではない】は【総合幸せ度25点以下】の94%、【仕事:幸せではない】は【総合幸せ度25点以下】の87%を占め、【総合幸せ度25点以下】の9割近い方々が【収入】【仕事】について幸せでないと回答しています。
 一方、【家族】【健康】に対して幸せを感じていないことと、総合幸せ度の低さの関係性は低く、【家族:幸せではない】は【総合幸せ度25点以下】の66%、【健康:幸せではない】は62%と、【家族】【健康】に幸せを感じていない人は、【総合幸せ度25点以下】の6割強に留まっています。総合的な幸せの低さには、【家族】や【健康】よりも、【収入】や【仕事】が影響を与えていることが分かりました。


【総合幸せ度25点以下】 と 【個別要素の幸せ度】 の関係

※【家族】【健康】【仕事】【収入】のそれぞれについて、「まったく幸せではないと思う」「あまり幸せではないと思う」のボトム2ボックス回答者を「幸せではない」と表現しています。

※ベン図は、各回答者数を元に、円の大きさとその重なりを表していますが、あくまでもおおよそのイメージであり、その精度を100%保証するものではありません。予めご了承ください。

【4】 幸せだと思う状態 / 不安を感じること

■『幸せな状態』とは、幸せ度が高い人は「家族と仲が良い」「家族が健康」、低い人は「多収入」

 さらに、『幸せだと思う状態』と『不安を感じること』について、それぞれ5つまでの複数回答形式で聞いた結果から、【家族】【健康】【仕事】【収入】に関する詳細項目について、【総合幸せ度】別のスコアを確認しました。
 やはり前述【2】のとおり、『幸せだと思う状態』は、【総合幸せ度】が高いほど「家族と仲が良いこと」「家族が健康であること」「子どもが成長すること」など、【家族】や【健康】に関する項目のスコアが高い傾向となっており、逆に【総合幸せ度】が低いほど「収入が多いこと」「仕事がうまくいっていること」など、【収入】や【仕事】に関する項目が高い傾向が見られます。
 【総合幸せ度76点以上】では「家族と仲が良いこと」79%、「家族が健康であること」66%であるのに対し、【総合幸せ度25点以下】ではともに30ポイント以上下回るスコアになっています。また、【総合幸せ度25点以下】では「収入が多いこと」60%に対し、【総合幸せ度76点以上】では16%と、幸せを知覚する状態に大きな隔たりがあることがわかります。
 『不安を感じること』については、【総合幸せ度】が高いほど「家族が健康でないこと」「家族と仲が良くないこと」など【家族】に関するネガティブな状態に不安を感じる人が多くなっています。また、【総合幸せ度】が低いほど、「収入が少ないこと」「仕事がうまくいっていないこと」など【収入】【仕事】に関するネガティブな状態に不安を感じる人が多く、特に「収入が少ないこと」では、【総合幸せ度25点以下】の63%に対し、【総合幸せ度76点以上】では28%と半数以下のスコアになっています。


幸せだと思う状態 / 不安を感じること

【5】 不安な時期を乗り切るために必要なモノやコト

 最後に、『不安な時期を乗り越えるために必要だと思うモノやコト』について確認してみました。
 【総合幸せ度】が高いほど、「配偶者や恋人」「子ども」「親」「友人」など「人」のスコアが高く、特に「配偶者や恋人」は【総合幸せ度76点以上】では77%と群を抜いて高い結果となっています。【総合幸せ度】が高いほど、不安な時期に身近な人を必要とする傾向が見られ、『頼れる人がいる』幸せといったものも感じ取ることができます。【1】のとおり、【総合幸せ度】が高いほど、既婚者が多かったこととの関係もありそうです。
 また、【総合幸せ度】が低いほど、「収入」や「仕事」の必要度が高い傾向が見られます。特に【総合幸せ度25点以下】では「収入」が68%と約7割を占めており、【総合幸せ度76点以上】の2倍ほどのスコアになっています。いざという時には「人」よりも「お金」が必要と考えているようです。しかしながら同じお金でも、「年金」が支えになると感じている人は【総合幸せ度】に関わらず非常に低く、また、「会社」についても同様で、頼れるものと頼れないものを現実的な目で見ている様子がうかがえます。


不安な時期を乗り切るために必要なモノやコト

調査項目

  • 項目(仕事/収入/家族/健康)別の幸せ実感度
  • 総合幸せ度合い(100点満点)
  • 自分の10年後の幸せ予測
  • 幸せとはどのような状況か
  • 不安を感じる事
  • 身近な「とても幸せそうな人」を見た時の感じ方
  • 不安な時期を乗り切るために必要なモノやコト
  • 勤務経験社数
  • 仕事のなかで幸せを感じるシーン
  • 生活や健康状態(平均睡眠時間/体型/喫煙/外食頻度)
  • 考え方、意識項目
  • 政治への興味関心
  • 結婚の時期、子どもの有無、同居家族
  • 個人年収、世帯年収、貯蓄額 など

調査概要

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発表日:2010年2月19日
カテゴリー : 家族・恋愛・結婚
調査方法 インターネットウェブ定量調査
調査対象 全国の20~49歳の男女1,201人  
割付 性年代10歳刻み均等割付、年代内居住地域(8地域)人口動態割付
調査期間 2009年12月5日(土)~12月7日(月)
有効回答人数 1,201人

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